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武蔵野美術大学で「卒業・修了制作展」-作品1000点以上を展示

昨年の卒業・修了制作展の様子

昨年の卒業・修了制作展の様子

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 武蔵野美術大学(小平市小川町1)は1月19日から、今年3月卒業予定の学部・大学院の学生が制作した作品・研究を展示する「卒業・修了制作展」を行う。

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 大学の前身である帝国美術学校時代である1934(昭和9)年からの伝統がある同展。在学生や保護者だけでなく、卒業生、受験生、美術関係者、企業関係者・デザイナーのほか、地域の人々を含め昨年は1万3000人以上が来場した。

 約11万平方メートルのキャンパス全体を展示会場に、同大造形学部卒業予定者約1100人と同大学大学院造形研究科修了予定者修士課程125人の作品が並ぶ。日本画や油絵などの絵画や、彫刻、インスタレーション、グラフィック、プロダクト、インテリアデザイン制作・研究など、あらゆるジャンルの作品を展示。

 「特に6月にリニューアルオープンした美術館内での本格的展示や2カ所の巨大な地下展示場、体育館アリーナを埋め尽くすテキスタイル(染織)作品にはぜひ注目してほしい」と同大広報担当者。

 甲田洋二学長は「学生たちは自分自身と深く向き合う造形活動を通して、人間の本当の意味での創造力、他者や自然に対する広義の愛を育んでいる。困難な時代にこそ必要とされるそうした『美の力』の大きさを、ぜひ彼らの作品から直接、体感してほしい」と話す。

 開催時間は9時~17時。今月22日まで。

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