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国立で「IMAGINE FUKUSHIMA展」-売り上げの一部は被災地支援に

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 コート・ギャラリー国立(国立市中1)で3月1日から、「IMAGINE FUKUSHIMA展」が開催される。

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 主催は美術品販売や展覧会の企画などを手がける「ウォーターマーク アーツ&クラフツ」(富士見台1)。「福島には親戚が多く住んでいて、先の震災によって被災者となった。自分の仕事がいったい何の役に立つのかとしばらく無力感で動けなくなったが、私ができる最初の一歩としてこの展覧会を企画した」と代表の清水さん。

 「そのとき自然に浮かんだのが、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、忌野清志郎のメッセージでもある『IMAGINE』という言葉。震災や原発事故が時とともに風化されてしまうという現実の中でも、アートを通じて少しでも思いを共有し、いつも福島のことを想像して生きていきたいと思いタイトルにした」

 同展は版画、造形、彫刻などを手掛ける作家10人以上がオリジナル作品を用意。チャリティーも兼ね売上金の一部を寄付する。「購入いただいた方の気持ちを本当に送りたいところに届けたい」(清水さん)と寄付先を多数用意し、代行送金する予定にしているという。

 「震災や原発問題から少し距離を置いている方にぜひ足を運んでいただきたい。作家たちが震災後の過酷な中でどんなことを考え表現しているのか、その意味を皆さんに感じていただければ」と清水さん。「作品を身近に飾っていただくことで、暮らしの中で作家のメッセージ感じるだけでなく、一緒にFUKUSHIMAのことを日々思い続けていきたい」とも。

 開催時間は11時~18時(最終日は16時まで)。3月6日まで。

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