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国立・谷保のギャラリーで「谷保村式土器」展-土器製作のワークショップも

熊谷幸治さんの「谷保村式土器」

熊谷幸治さんの「谷保村式土器」

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 国立市谷保のやぼろじ(国立市谷保)内にあるギャラリー「circle [gallery & books]」(TEL 042-505-8019)と、「ラマパコス」(富士見台1)で4月11日から、2店舗共同企画で熊谷幸治さんの「谷保村式土器 / Yabomura Shiki Doki」展が開かれている。

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 「circle」のオーナー丸山晶崇さんは、「ラマパコス」オーナーの関田考将さんとは予備校時代の同級生。「国立での活動を始めて偶然に再会して以来、お互いに近い考え方を持ち、交流も親しくなり今回の企画へとつながった」と話す。

 今回の企画では、熊谷さんの土器などの作品を展示。「circle」では谷保の土を使った土器の新作、土偶や絵画などコンテンポラリーな作品を中心に100点、「ラマパコス」では土器約300点を展示している。「『谷保村式土器』は、作家の熊谷さんが実際にその地を訪れ、谷保の土を使って製作した。谷保は縄文時代より栄えており、もともとは国立という名称はなく谷保村だった。『谷保村式土器』の『村』は行政としての村ではなく、生活の場としての自分たちの共同体の単位」と丸山さん。「同じ時代を生きた同年代の3人が谷保に集まり、新しい価値を生み出すことを目標にしている」とも。

 4月19日には「circle」で、熊谷さんの指導で土器の製作をするワークショップを開く。開催時間は11時~16時。定員は20人で予約優先。参加費は2,000円。同26日には製作した土器を焼いて完成させる野焼きを行う。同20日には、「ラマパコス」で熊谷さんの土器を使ってカレーとチャイを提供する。開催時間は19時~20時30分。定員は10人(要予約)。料金は1,500円。申し込みの詳細はホームページで確認できる。

 展示の開催時間は両店とも12時~19時。火曜・水曜・木曜定休(4月29日は営業)。今月29日まで。

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