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立川のキッチン付きシェアスペースで「立川農家の調理法と裏話が聞ける教室」

立川市西砂町で25年間農業を営む比留間明さん

立川市西砂町で25年間農業を営む比留間明さん

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 立川駅南口のキッチン付きシェアスペース「レンタルキッチン&スクールスペース ライズ」(立川市柴崎町2、TEL 042-512-8880)で5月31日、「立川農家の調理法と裏話が聞ける教室」が開かれる。

ベジカフェCabbageBeachの中西奈美さん

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 昨年12月にオープンした同スペース。運営する「ラポール」(柴崎町2)社長の小澤清富さんは、「多くの店舗経営者や、開業準備をしている方との関わりを通じ、商品を売りサービスを提供するだけでなく、店やスタッフのファンをたくさん作ることが店の発展につながるのではと思うようになった。悩みも多く聞く中で、自宅開業者や場所を借りて活動をしている方がファンを作ってからオープンできるよう、また、起業を目指しているが一歩を踏み出せない、新規固定客を増やしたいといった方たちの力になれるような施設を作りたいと思った」と話す。

 広さは約19坪。3つのアイランドキッチンをはじめ、冷蔵庫、冷凍庫、食洗機、オーブン、発酵機、調理道具などの各種キッチン用品をそろえる。液晶モニター、WEBカメラ、ホワイトボード、テーブルといった設備も備え、料理教室以外の小規模セミナーを開くこともできる。

 今回、講師を務めるのは、立川市西砂町で25年間農業を営む比留間明さんと、2013年度立川チャレンジショップ「コラボ」で立川野菜と小笠原の食材にこだわった体に優しいイタリア料理を提供していた「ベジカフェCabbage Beach(キャベツビーチ)」オーナーの中西奈美さん。

 同講座の開催について小澤さんは、「身体思いの食事を取ることは、現代人にとって美容やダイエット目的だけでなく、現代病の予防に役に立つと思った。アンチエイジング食を得意とする中西さんの料理に地元農家の方の話を加えたら、地産地消にもつながる素晴らしいものになると思った」と話す。

 メニューは、比留間さんの畑で採れた旬の野菜をふんだんに使った「葉付きニンジンのポタージュ」「枝豆と鯵(あじ)のペペロンチーノ」「ブルーベリーのムース」の3品。比留間さんが収穫までの苦労話や裏話をはじめ、農家の調理法や地産地消の安全性などを紹介。中西さんは調理を担当する。おいしく見栄えのよい野菜料理の調理方法など、ワンポイントアドバイスも行う。

 「立川の野菜を知ってもらう良い機会。参加者の皆さんに楽しんで帰っていただけるように、魅力ある教室にしたい」と比留間さん。小澤さんは「気軽にランチを楽しむ感覚で『健康志向の料理』を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~13時。参加費は3,000円。定員10人(高校生以上)。申し込み締め切りは5月27日。問い合わせ、申し込みは、電話かメールでベジカフェCabbage Beachの中西さんまで。

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