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新たな文化芸術拠点「たちかわ創造舎」誕生 「一般公開デー」用意

元保健室を改装したカフェ

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 立川の新しい文化芸術拠点「たちかわ創造舎」(立川市富士見町6、TEL 042-595-6347)が9月27日、「一般公開DAY(デー)」を開く。

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 管理・運営はアートを通して新たな交流の場の創造を推進するNPO法人「アートネットワーク・ジャパン」(豊島区)。2004年に閉校した多摩川小学校の校舎や体育館をそのまま残し、新たな創造の場としてリニューアル。同日より本格始動する。

 A棟ではIT環境の整ったシェア・オフィスと、ワークショプやイベントが行えるスペースの貸し出し、多世代に向けたワークショップを行う「インキュベーション・センター」、映像撮影に最適な環境を提供する「フィルムコミッション」、自転車文化都市のモデルケースを目指し、さまざまなプロジェクトを展開する「サイクル・ステーション」の3事業を展開。B棟では、同小で2007年から「子どもを中心にさまざまな人が集い、楽しみ、学び合う場」を目指して活動する市民団体「たまがわ・みらいパーク企画運営委員会」が活動を継続する。

 当日、A棟では、武蔵野美術大学「旅するムサビプロジェクト」の一つとして注目されている「黒板ジャック」(3階・4階各教室)をはじめ、大人も子どもも楽しめる海外アニメーション作品を上映する「星空シネマ」(17時30分~18時30分、会場=校庭、雨天の場合は体育館)、恐竜を身近に感じることのできる「恐竜くんのちっちゃなミュージアム」(A棟、1階イベントスペース)などを用意する。B棟では同委員会主催で立川産の野菜や総菜パン、竹細工や布小物の手作り品を販売する「たまみら朝市」(10時~12時、無くなり次第終了)を開く。

 チーフ・ディレクターの倉迫康史さんは「そこに行くとプロフェショナルな学びが体験できる施設を目指している。子どもたちや学生がプロのアーティストやアスリートに出会う場であり、プロとして活動を広げていきたい若手のチャレンジを応援する場でもある。たくさんの人がここに集い、巣立っていくことを期待している」と意欲を見せる。

 開催時間は10時~19時。入場無料。オープン後の開館時間は9時~22時。

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