見る・遊ぶ

立川で「立川名画座通り映画祭」 今年も短編作品募集

昨年の上映会の様子。かつての名画座をほうふつとさせるモニュメントも用意した

昨年の上映会の様子。かつての名画座をほうふつとさせるモニュメントも用意した

  • 0

  •  

 2016立川名画座通り映画祭実行委員会は現在、9月18日に開催する「2016立川名画座通り映画祭」で上映する自主制作映画を募集している。

[広告]

 昭和30年代、立川には10館もの映画館があり、映画の街と呼ばれていた。立川名画座は、1925(大正14)年に奇術・講談・落語などを上演する「立川演芸館」として開館したのが始まり。1945(昭和20)年に立川名画座と名称を変えた後、旧作映画や子ども向け映画などを上映するようになったが、1986(昭和61)年4月に区画整理に伴い、惜しまれつつ閉館した。

 同映画祭は今年で2回目。昨年9月に実施した上映会では、名画座のオープン時に上映された「そよかぜ」や立川高校の講堂とされる舞台が作中に登場する「美しい暦」といった旧作映画のほか、自主制作映画5本を上映した。「開始早々大勢の方に足を運んでいただき、50人ほどの客席はあっという間に満席になった。用意していた300枚のチケットもすべてなくなった」と語るのは同実行委員会の中村さん。

 応募資格はプロ・アマ問わず、誰でも応募できる。テーマ・ジャンルは自由とする「A部門」と、映像の中に諏訪通り商店街や商店街の人々に関わるものが入っていることを条件に、諏訪通り商店街をテーマとする「B部門」を用意。それぞれ上映時間10分以内の短編映画を募集する。映画祭実行委員と審査委員が審査を行い、上位に選ばれた作品は9月18日に柴崎中央公園(立川市柴崎町2)と東部会公会堂(柴崎町2)で開かれる映画祭で上映される。各部門グランプリ受賞作品にはそれぞれ賞金3万円を進呈する。締め切りは8月31日。応募方法の詳細はホームページで確認できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース