立川で小学生が運営するフェスティバル 職業体験の成果披露

 警察官の職業体験の様子

 警察官の職業体験の様子

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 立川駅北口のサンサンロード(都市軸)で10月16日、「キッズドリームフェスタ2016」が開催される。

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 「キッズドリームチャレンジ」は2014年から立川青年会議所(立川市曙町2)が立川市との共催事業として、子どもたちの自己肯定感を高め、地域愛を育むことを目的として実施。行政・学校・保護者・地域企業の協力の下、立川市近郊の小学校に通う4~6年生を対象に、職業体験を4~5回ほど実施し、その成果を発表する。2014年はダンスフェスティバル、2015年はフットサル大会を子どもたちだけでつくり上げ実施した。今年は子どもたちがつくるフェスティバルを開催する。

 今年は150人の児童が11業務17チームに分かれて職業体験をしてきた。雑貨屋さんチームは伊勢丹であいさつや接客対応の座学、店頭販売員として実際に販売を体験。アナウンサーは、発声練習や言葉での盛り上げ方、警察官は鑑識の仕事体験やレスキュー体験、警察官の装備品、日々の仕事内容などをそれぞれ学んできた。「学校の枠を越えた子どもたちでチーム構成されているが、みんな仲良くなりフォローし合いながら職業体験を楽しんでくれた」と立川青年会議所の長澤潤さん。

 当日はそれぞれが学んだ知識や技術の成果を発表し、フェスティバルをつくり上げる。キッズヘア体験ブースや、ダンサーによる舞台、キッチンスタッフ担当はそれぞれの協力店で製造販売した商品を通常の4分の1サイズ・100円で販売し、銀行員担当が金銭の集金・集計などを行う。運営・進行・警備なども子どもたちが力を合わせて行う。

「子どもたちが職業体験で学んできた成果を発揮するので、ぜひ遊びに来ていただけたら」と長澤さんは来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~14時30分。入場無料。

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