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立川にうなぎ居酒屋「鰻串焼 うなくし」 くりから、ヒレなどを串焼きで

「うな重 特上」(左)、うなぎの串焼き(右)、「鰻柳川(やながわ)鍋」(手前)

「うな重 特上」(左)、うなぎの串焼き(右)、「鰻柳川(やながわ)鍋」(手前)

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 立川駅南口にうなぎ居酒屋「鰻串焼 うなくし」(立川市錦町2、TEL 042-527-8146)がオープンして3カ月がたった。経営は立川や福生を中心に飲食店を展開する「たるたるジャパン」(福生市)。

店内の様子

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 昼はうな重やうな丼、夜は酒とうなぎの串焼きなどを提供する同店。同社社長の齊藤崇さんは「自分がうなぎ好きだということもあり、以前からうなぎの店をやりたいと思っていた。昨年、田園調布で50年余り続いた老舗店で腕を振るってきたうなぎ職人に出会うことができ、オープンに踏み切った」と振り返る。

 店舗面積は約15坪。席数は、カウンター席、テーブル席、小上がりの座敷を合わせて27席。「居心地のいい空間でゆっくり楽しんでもらいたい」と、カウンターや椅子の高さ、スタッフとの距離感にもこだわったという。

 昼は、「関東風」と呼ばれる、白焼きに蒸し工程を加えてからたれを付け、炭火で焼き上げる調理法でふっくらと仕上げたうなぎ2本を堪能できる「うな重 特上」(3,600円)をはじめ、「うな重 上」(2,700円)、「鰻まぶし丼」(980円)、「白焼丼」(1,900円)、「うな丼」(1,300円~)を提供。いずれも吸い物とおしんこが付く。

 夜は、うなぎの串焼きが楽しめる。齊藤さんのお薦めは、新鮮な国産うなぎを炭で丁寧に焼きあげた串焼き5本と小鉢をセットにした「先(ま)ずは一通り」(1,500円)。うなぎの背中の身を塩で焼いた「くりから」、外はパリッと、中はニラのトロッとした食感が楽しめる「ヒレ」、「あえて苦みを残すようにしている」という「きも」、身の部分をわさびしょうゆやたれで味わう「短尺」を一本ずつ順番に提供する。「この5本を食べていただけば当店のことが分かっていただけると思う」と自信を見せる。

 うなぎを柳川風にした「鰻柳川(やながわ)鍋」(1~2人前=1,200円、3~4人前=1,900円)、「蒲焼き」(2,500円)、「夜のうな重」(同)、「う巻き」(580円)、「肝の煮付け」(300円)などの一品料理もそろえる。ドリンクメニューは日本酒約10種類のほか、ビール、焼酎、サワー、ホッピーなどを用意する。

 持ち帰り用に「うなぎ弁当」(2,500円)、かば焼き、白焼き(2,500円、以上価格は全て税別)も。

 「うなぎは高級品、ハレの日の食べ物といった印象があるが、うなぎで一杯ができる、身近に感じられる店にできたら」と齊藤さん。

 営業時間は11時30分~14時、17時~22時(以上ラストオーダー)。

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