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JR国分寺駅・西国分寺駅発車メロディー、国分寺ゆかりの曲に 「国分寺市の歌」も

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 JR国分寺駅・西国分寺駅で3月4日、列車発車メロディーに国分寺市ゆかりの曲が導入される。

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 国分寺駅1~4番線(中央線)には「電車ごっこ」、西国分寺駅1・2番線(中央線)は「一番星みつけた」、西国分寺駅3・4番線(武蔵野線)には「国分寺市の歌」が流れ、同じ曲でも各番線で曲調の異なったメロディーが使われる。

 「電車ごっこ」と「一番星みつけた」は、国分寺市で半生を過ごした日本を代表する作曲家・信時潔(のぶとききよし)の代表曲。信時は市内4つの小学校(1~4小)、2つの中学校(1・2中)の校歌の作曲も手掛けた。

 国分寺市政策部市政戦略室まちの魅力発信担当係長の木村達郎さんは「この取り組みは『信時潔さんが地元にいたことをアピールしたい』という市民運動から始まり、それがきっかけとなって2009年に市長がJR東日本八王子支社に要望書を出したことから始まった」と振り返る。「『一番星みつけた』は『日本の宇宙開発発祥の地』としての、『電車ごっこ』は鉄道総合技術研究所がある国分寺の魅力を表現していると思う」とも。

 「国分寺市の歌」は市民公募で作られ、1979(昭和54)年に市歌として制定された。木村さんは「西国分寺駅は史跡武蔵国分寺跡や全国名水百選に選ばれたお鷹の道・真姿の池湧水群などの観光名所への玄関口で、それらのフレーズが入るこの曲は、駅からの周遊を促すのに最適な曲だと思った」と話す。

 「駅の発車メロディーで信時さんの作品を聞くことで、学校生活や国分寺での暮らしを思い出し、市に対する愛着を深めていただきたい。歌詞に書かれている場所までぜひ足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 当日の導入開始時間は、国分寺駅=9時ごろ、西国分寺駅=10時30分ごろ。

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