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都立武蔵国分寺公園で「グローバルフェスタ」 20カ国を超える飲食出店も

昨年のステージの様子

昨年のステージの様子

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 都立武蔵国分寺公園(国分寺市泉町2)で7月28日・29日、「Bunji Global Festa 2017」が開かれる。

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 2020年のオリンピックに向け、市民の多文化共生への意識向上を目的とした同イベントは、昨年に続いて2回目。今年は「在住を含む外国人と市民の心の壁を壊し、異文化を受け入れ多文化共生するまち、国分寺」を目標に掲げる。同イベントを主催する国分寺青年会議所のグローバル推進委員会委員長・重藤大介さんは「昨年は20カ国以上の飲食店が集まり、ご好評いただいた。キッズ向けの外国の遊び体験も人気で、市内を中心に外国の方もご参加いただいた」と振り返る。

 当日はやぐらステージでダンスや音楽、盆踊りなどを行うほか、グルメエリア、キッズエリア、「冒険遊び場の会」の忍者体験、スポーツエリア、おしゃべりサロン、こくベジ、浴衣着付けなどのエリアに分かれてプログラムを展開する。重藤さんは「昨年はお披露目型のプログラムが多かったが、今年は巻き込み型とし、体験できるプログラムを用意している。世界ではメジャーなアメリカンフットボール、社交ダンスをはじめ、目玉は盆踊り。在住外国人の方々が盆踊りを体験して覚えていただくことで、お住まいの各地域の盆踊りに参加できるようになる」と話す。「文化を知ることで孤立を防げる。そのきっかけづくりになれれば」とも。

 キッズエリアでは、各国の手作り楽器演奏体験や南米お祭り遊びの「ピニャータ」、ベトナムの「バンブー」など外国の遊びや、スイカ割りや大縄跳びなど日本の遊びを用意する。グルメエリアではシンガポール・インドネシア・ネパール・タイなど20カ国以上の料理店が出店する。重藤さんは「たくさん食べて、気軽に外国人の方々とコミュニケーションを取っていただき、盆踊りを楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は28日=15時~20時、29日=10時~20時(プログラムにより異なる)。参加無料。小雨決行、荒天中止。

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