国立で「インド音楽」コンサート-くにたち市民芸小ホールが企画

写真は出演するアミット・ロイさん

写真は出演するアミット・ロイさん

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 くにたち市民芸術小ホール(国立市富士見台2、TEL 042-574-1515)は6月20日、「シリーズ世界の音楽I インド音楽の夕べ」を開催する。

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 同ホールでは、今年度より「世界の音楽」と題して年に1回程度さまざまな国の音楽を紹介する企画を予定としており、今年はインド音楽を取り上げる。「国立市内には実はたくさんのインド系の外国人が在住している。彼らの来日目的は仕事が基本だが、故郷の音楽を思い出していただくきっかけにしようと今回のイベントを企画した」(同ホール担当者)。

 同イベントは、シタール奏者のアミット・ロイさんとタブラ奏者の久本政則さんによる演奏。アミットさんは、カルカッタ出身で、国際的に活躍したシタールの巨匠・故パンディット・ニキル・べナンシー氏に師事。さらにアミットさんは同氏の再来とも称され、アーラーブ(ソロ部分)での豊かな感情表現と旋律の巧みさを地元メディアは「銀のように輝く旋律」と讃えらるほど。ここ数年は、インドのみならず日本やヨーロッパでも演奏活動を続けている。「本番前には演奏することに全身で集中し、その場の空気を感じながらライブ感のある演奏に定評がある」(同)とも。

 久本さんは、カルカッタでタブラ奏者のマニック・ダス氏に弟子入り。約4年間にわたり伝統的な方法で指導を受け、帰国後はインド人シタール奏者をはじめとして内外のさまざまな演奏家と共演し、インド古典音楽の紹介などの活動を行っている。

 「今回は、市内の外国人に楽しんでいただきたいと思い、外国人登録証をお持ちの方は割引料金で来場できるようにした。外国人の方はもちろんだが、インド音楽に興味を持って試しに聴いてみたいという方に気軽にお越しいただければ」(同)と話す。

 開演は19時。全席自由席。料金は1,500円(同ホール友の会会員は1,350円)。なお、外国人登録証を提示すれば1,350円になる。

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