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東大和で探検家・関野吉晴さんのトークイベント 「人類とたき火」テーマに

「たきviva!」活動の様子

「たきviva!」活動の様子

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 探検家・関野吉晴さんのトークイベント「人類とたき火」が3月2日、「下立野林間こども広場」(東大和市芋窪5)で行われる。

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 「たき火を囲んで探検家、関野吉晴さんの話を聞こう!」をうたう同イベントは「たきviva!1周年記念企画」として開かれる。「たきviva!」は「ヒガシヤマト未来大学」のプロジェクトの一つとして昨年2月に始まり、「東大和を盛り上げるために人が出会いつながり交流し関係を育む場、語り合える場」として月に1回程度、同所で開催している。

 代表の棚橋早苗さんは「ヒガシヤマト未来大学のボランティアで公民館の講座を立ち上げることになり、以前からやりたいと思っていたたき火ができる場所が市内にあることを知った。街の活性化には定期的に誰もが集える場や機会が重要だと考えていたため、たき火を囲んで人が集える場をつくろうと思った」と振り返る。

 活動内容のコンセプトは「生きる力を養う」で、棚橋さんは「豊かに楽しく地球に優しい暮らしを目指して、未来を考えたいという思いで活動している」と話す。たき火を囲んで焼き芋や餅、マシュマロを焼いて食べながら話し合うことを基本活動とし、「たき火マスター」のトークイベントやコーヒー焙煎(ばいせん)体験、縄文土器制作のワークショップやサマーキャンプなどを企画する。

 棚橋さんは「1周年を記念したイベント。知名度も高く私が師匠だと思っている探検家の関野さんに来ていただきたいと思った」と話す。関野さんは武蔵野美術大学文化人類学教授で、「地球永住計画」の代表を務める。

 棚橋さんは関野さんについて、「探検家として世界中を旅してきた」と話し「さまざまな文化の中での火の存在や火起こしの違いなど具体的なエピソードを中心に、『人類と火』の関係やその歴史、たき火をすることで生まれたことなど、たき火にまつわるさまざまな話を伺いたいと考えている。それを通じて、たきviva!もより考えを深め成長していきたいと思っている」と期待を寄せる。

 申し込みは東大和市立蔵敷公民館まで、電話、メールなどで受け付ける。定員50人。「イベントを通じて多くの人に認知してもらいたい。活動に賛同していただける人、外遊びが好きな人、楽しそうだと感じてくださった方は、一度遊びに来ていただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~14時30分。参加費は500円(豚汁付き、幼児無料)。雨天時は蔵敷公民館101学習室。

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