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立川のラーメン店「パワー軒」が30周年 燕三条らーめん、塩豚骨らーめんなど

店主の中野さん。Tシャツのイラストは、フィリピンにいる友人による店主の似顔絵。30周年の記念Tシャツも企画中。

店主の中野さん。Tシャツのイラストは、フィリピンにいる友人による店主の似顔絵。30周年の記念Tシャツも企画中。

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 立川・すずかけ通り沿いのラーメン店「パワー軒」(立川市柏町2、TEL 042-535-1665)が12月で30周年を迎えた。

開店当初からの人気「超こってり 塩豚骨らーめん」

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 同店は、げんこつ(豚の膝関節)、かつお節、2種類の煮干しをじっくり煮出したしょうゆ味のスープに細縮れ麺を合わせた「支那そば」、同じスープに玉ネギと背油を加え極太の平打ち縮れ麺を合わせた「燕三条らーめん」、げんこつ・ニンニクでだしを取った塩味のスープに背油と中太ストレート麺を合わせた「塩とんこつらーめん」の3種が看板メニューのラーメン店。

 メニューは、燕三条らーめん(並830円)、塩豚骨らーめん、支那そば、魚介豚骨醤油(しょうゆ)らーめん(以上、並780円)、油そば(並730円)、台湾まぜそば(並900円)、もつ煮ライス(小430円)、ギョーザ(6個580円)など。テークアウトは、チャーシュー(100グラム300円)、丼物と汁無し麺各種。

 店主の中野雅之さんは高校卒業後、板前や運送業を経て、ラーメンの道を志し、現在は閉店した「長崎ちゃんぽん大龍軒」で仕込みや店舗運営を学んだ。その後、立川・曙町で友人の立ち食いそば店を3年間借りて、昼間はそば店を切り盛りし、空いた時間に厨房でラーメンの試作に励んだ。1990(平成2)年12月16日、立川・幸町で創業。ボクシングが好きで、若い頃からパワーリフティングに通っていた中野さん。仲間から「パワーがあるから店名はパワー軒にしたら」と言われ、店名は「パワー軒」と名付けた。

 「当時はバブルで驚くほど忙しかった。大量の仕込みや豚骨スープの追い炊き、煮干しも季節によって脂ののり方が違うなど、同じ材料、工程で作っても毎日違う味になる。試作とは要領が異なり、混雑する日には朝は濃かったスープも夕方には薄くなり、お客さまにしかられたことも。試行錯誤を経て、ここ数年はようやく自分で納得できる味に安定してきた」と振り返る。

 15年前、同じ街道沿いの柏町に移転。移転前から25年間通う市内在住の長谷山充さんは「特筆すべきは他に類を見ない真面目なスープ作り。最初のころは毎回スープの感想を聞かれていたほど。良質な材料で作られた独特なスープと、それに合わせた麺にも妥協がなく、おいしさと店主の人柄がこの店の魅力」と話す。

 中野さんは「うちのラーメンは、ラーメンブロガーのZATSUさんが『パワーがあふれるオンリーワンなラーメン』と言ってくれたように、他にはない味だと思う。だから、引っ越しした方や卒業した音大生も再び訪れてくれる。好みはあると思うが、ぜひ一度食べていただけたら」と来店を呼び掛ける。

営業時間は11時~21時(緊急事態宣言中は19時45分まで)。月曜定休。

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