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立川で「王将戦」前夜祭 藤井聡太王将・羽生善治九段迎える

立川産ウドを抱えて、立川市の清水市長・同市うど生産組合の宮野組合長と記念撮影をする、藤井王将・羽生九段

立川産ウドを抱えて、立川市の清水市長・同市うど生産組合の宮野組合長と記念撮影をする、藤井王将・羽生九段

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 ソラノホテル(立川市緑町3)で2月9日・10日、「第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局立川立飛局」が開かれる。それに先駆け8日、パレスホテル立川(曙町)で藤井聡太王将・羽生善治九段を迎えて前夜祭が開かれた。

藤井聡太王将・羽生善治九段が笑顔でツーショット撮影

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 3年目を迎えた「立川立飛局」、前夜祭では初めて抽選で当選した一般客約150人が参加。清水庄平立川市長が開催地を代表してあいさつを行い、立飛グループのイメージキャラクター「たっぴくん」「たっぴちゃん」も登場した。併せて、2人に立川産のウドが贈られ笑顔で記念撮影に臨んだ。

 同シリーズは、藤井王将にとって王将戦初の防衛、羽生九段は通算100期を懸けた歴史的な勝負として注目が集まっている。1月に静岡・大阪・石川で3局が行われ、藤井王将が2勝1敗とリードしており、本局で羽生九段がタイに追いつくか、藤井王将が防衛に王手をかけるかが見どころ。

 藤井王将は「前期の立川タイトルで王将を獲得でき、また戻ってくることができてうれしい。ここまでの3局は長時間で難しかったが、その分、充実感もあった。明日からこれまでの対局を踏まえて良い内容の将棋にできるよう全力を尽くしたい」と話した。

 一方、所沢市出身で4才から八王子市内で暮らし実家が八王子にある羽生九段は「昭和記念公園には何度か来たことはあったが、久しぶりに立川に来たら雰囲気が随分変わっていた。眺望もすばらしく、こういう所で対局ができるのは光栄」と話した。「このスピードの時代に2日間かけて対局を行うことは珍しいのと同時に、将棋の奥深さを感じる。力を出し切って皆さんに楽しんでいただける将棋を指せるように頑張りたい」と意気込む。

 第4局は、9日9時に対局開始。持ち時間は各8時間の2日制で、先手番は羽生九段。

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