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立川アスレFCがシーズン報告会 2つの試合で準優勝、二刀流選手が奮闘

「立川アスレティックFC」男子チームのメンバー

「立川アスレティックFC」男子チームのメンバー

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 「立川アスレティックFC」の「2022-2023シーズン報告会」が3月24日、ルーデンス立川ウエディングガーデン(立川市泉町)で開かれた。

キャプテンの上村充哉選手「準優勝の悔しさを一秒も忘れることなく、来期も頑張りたい」と話す

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 同チームは、今シーズンから本拠地を府中から立川に移転して活動するFリーグ所属のフットサルクラブ。会場には、立川・府中・国分寺などに拠点を持つスポンサー・パートナー・関係団体らが集まり、選手と共に円卓を囲み交流を深めた。

 今シーズンのチーム成績は、オーシャンズカップ・リーグ戦共に準優勝、3月の全日本フットサル選手権大会ではベスト8。リーグ戦では、開幕3連敗と苦しいスタートを切るも、14試合無敗、8連勝で駆け抜け2位でプレーオフ進出を決め、最後は「絶対王者」とされる「名古屋オーシャンズ」に敗れるも、チーム史上最高の成績を収めた。

 併せて、小学校や少年団での出張授業、ショッピングモールやモノレールのイベントに参加するなど41回の地域貢献活動を行った同チーム。学校訪問で出会った立川市立第八小学校の児童有志が「ウドラ夢たち基金」にチャレンジし、1月31日にはアスレ選手と小学生が対決する「立川フットサル頂上決戦」を開き、350人が参加した。地道な活動から立川での知名度を広げ、「2000人チャレンジ」を掲げた1月14日のホーム戦ではチケットが完売、会場の「アリーナ立川立飛」(泉町)に2282人の観客を動員した。

 代表理事の皆本晃さんは現役選手でありながら代表理事(社長)を務める「二刀流」。最後はスポンサーを前に、感謝と共にお金の話にも触れた。初年度は営業収入8,500万円で黒字スタートを切ることができたが、男子選手は無給、女子選手は会費を納めて活動している。対して王者「名古屋オーシャンズ」は選手とプロ契約を結ぶ。

 「チームを強くするとともにハード面も強化して、選手にも投資してチームを前進させたい」と意気込む皆本さん。今シーズンは、5月には事務所をワンルームのアパートからオフィスビルに移転、秋には下部チームや独自のフットサルスクールの開設を予定する。

 「毎試合ホームアリーナを満員にして、大人が感情を出し、子どもたちにが夢を持てる場所にしたい。クラブ理念である『スポーツで、人生に大きな夢と、毎日に小さな彩りを』を、ここにいる皆さんと作っていければ」と呼びかけた。

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