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浅田真央さん、立川で「マオ・リンク」の建設発表 来年秋オープン予定

「MAO RINK」建設予定地に立つ浅田真央さんと立飛HD村山正道社長(c)MAO RINK PROJECT メディア発表会

「MAO RINK」建設予定地に立つ浅田真央さんと立飛HD村山正道社長(c)MAO RINK PROJECT メディア発表会

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 フィギュアスケート女子でバンクーバー冬季オリンピック銀メダルの浅田真央さんが3月28日、立川市泉町にスケート施設「MAO RINK(マオ・リンク)」を建設すると発表した。

フィギアスケートのポーズで建設予定地を紹介する浅田真央さん

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 「立飛ホールディングス(HD)」(栄町)との合同プロジェクトで、建設予定地は「ららぽーと立川立飛」の南側、竣工は2024年秋、敷地面積は9000平方メートルを予定する。

 浅田さんが「私の人生を懸けた2回目の大きなチャレンジ」と話す施設には、競技会やアイスショーも行える国際規格のメインリンク(1000席)と、一般も利用できるサブリンクを設置。併せて、トレーニング施設、スタジオ、ショップ、レストランと、メダルやコスチュームを展示するギャラリーを備える。アイスショーの開催や、スクールと選手を養成するアカデミーの開講も予定。

 「世界で活躍できるスケーターの育成だけでなく、たくさんの人が笑顔になれる場所、子どもたちが学び、すてきな思い出ができる場所にしたい」と浅田さん。施設は金銀銅のカラーを取り込み、サブリンクには桜が見える大きなガラス窓を設置して「四季を感じながら滑れるようにする」という。

 プロジェクトは2021年3月、浅田さんが立飛HDの村山正道社長に熱いメッセージを伝えて始動した。村山社長は「真央さんは人柄も素晴らしく、全国にファンいるので立川に来ていただける機会になるのでは」と期待を寄せる。

 「初めてプレゼンで立川に来た時は緊張していたが、村山社長の温かい人柄と大きな心にとても力強く、ぜひお願いしたいと思った」と浅田さん。会見で「立川人になってくれますか」との問いに「立川人になってもいいですか、よろしくお願いします」と笑顔を見せた。

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