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多摩動物公園で飼育員撮影「とっておき写真展」-一般募集も

動物のユーモアのある姿や珍しいシーンなどの写真を公開。写真は互いの鼻を合わせるアフリカゾウの姿。

動物のユーモアのある姿や珍しいシーンなどの写真を公開。写真は互いの鼻を合わせるアフリカゾウの姿。

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 多摩動物公園(日野市程久保7)ウオッチングセンター内展示ホールで現在、飼育員が撮影した「とっておき写真展」が開催されている。

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 飼育係の仕事を紹介し、動物園や水族館の役割への理解を深める目的で日本動物園水族館協会が定めた、4月19日の「飼育の日」に合わせて開かれた同展。動物の一瞬の表情やしぐさ、成長の記録など約70点を公開する。

 2頭のアフリカゾウが鼻と鼻を合わせている姿や、4頭のライオンがこいのぼりのように並んで寝ている様子、椅子に座るヒグマの姿など、ユーモアのある動物たちの写真のほか、ユキヒョウに麻酔をかけた時に撮影した、ざらざらと突起した舌のアップ、レッサーパンダの赤ちゃんの成長を生後8日目から追った記録など、普段めったに見ることのできない貴重な写真も公開する。

 併せて、来園客が園内で撮影した「とっておき」の写真も募集しており、「みんなのとっておき」コーナーで紹介。現在は、応募のあった白オリックス、ライオンの赤ちゃん、オランウータンの近影などを展示している。

 「動物が飼育係に見せる表情や思わず笑ってしまうような写真などを展示している。立ち止まって写真に見入る親子の姿も見受けられる」と同園教育普及係の岡田さん。「公募スペースはまだ余裕があるので、とっておきの一枚を撮って参加いただければ」とも。公募写真のサイズはL版まで。写真の返却、郵送やメールによる受け付けは行わない。

 センター開館時間は9時30分~16時30分。6月21日まで。

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