「世界がもし100人の村だったら」著者、一橋大で講演-震災・原発問題もテーマに

「世界がもし100人の村だったら」著者の池田香代子さん

「世界がもし100人の村だったら」著者の池田香代子さん

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 一橋大学兼松講堂(国立市中2)で6月5日、「世界がもし100人の村だったら」著者の池田香代子さんによる講演会が開催される。同日に開催される「KODAIRA祭」の企画。

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池田さんは1948(昭和23)年東京生まれのドイツ文学翻訳家・口承文芸研究家。ドイツに留学後、早稲田大学や中央大学などで非常勤講師を務める。2001年にインターネットに流れた米国の環境学者ドネラ・メドウズのコラムを受けとった人々が加筆したメールを修正、再話し、「世界がもし100人の村だったら」と題し出版。ベストセラーとなった。同書の印税で「100人村基金」を設立し「基金を必要としている世界中の人たち」に支援活動を行うほか、アフガン難民キャンプ内の女子校も支援している。

 当日は、「食とエネルギーの地産地消」「グローカル」「地域主義としての保守主義」をキーワードに、震災や原発問題についても語るという。

 同祭実行委員で講演会を担当する野口さんは「ベストセラーとなった同書のエピソードや、地球規模で物事を考えることの大切さといった池田さんの考え方に基づいたお話をしていただく予定。講演には映像も使い、終盤には池田さんによる朗読も行われる。どんな方にもお楽しみいただける講演会」と話す。

 開催時間は13時30分~14時45分。チケット希望者はホームページで受け付ける。

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