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武蔵国分寺公園で親子参加の読み聞かせイベント 町案内の冊子配布も

前回の様子

前回の様子

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 都立武蔵国分寺公園(国分寺市泉町2)で10月16日、親子で本を読み合うイベント「まちのおやこのお話し会」が開かれる。

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 主催する「まちのおやこテーブル」は、地域の大人を「まちのおや」、地域の子どもを「まちのこども」として地域での子育てを目指し、通常は平日の夜に食事会を開いている。

 同公園での開催は3回目。武蔵国分寺公園が主催し、パンピク実行員会が企画・運営を行う「みんなの公園ピクニック」の一環。

 まちのおやこテーブル「呼びかけ人」のヨーコさんは「食事会だと事前申込制になり、キャンセルを遠慮される方もいる。予約不要で公園に来た方々が立ち寄って参加できるのが公園の魅力」と話す。

 ヨーコさんは前回を振り返り、「まちのおやこテーブルを知らない方がふらりと立ち寄られ、60人ほどが参加してくれた。多くの方に知っていただくきっかけになったと手応えを感じた。気持ちのよい青空の下、大人も子どもも絵本を読み合ったり外遊びをしたり、開放感いっぱいで休日を過ごすことができた」と話す。

 当日は、参加者が持ち寄った本や主催者側で用意した本の読み聞かせを行うほか、同団体の呼びかけ人でもある国際モンテッソーリ協会公認教師で同協会元理事の深津高子さんが「多様な絵本の読み方のバリエーション」や「玩具の選び方、与え方」などを紹介する。

 同団体が地域通貨「ぶんじ」を推進する「ぶんじ商店会」の協力を得て発行した小冊子「おやこで楽しむまち案内 こどもとイッポ ニホ サンポ」も配布する。冊子には親子で楽しめる店やスポット、体にやさしい食の店などを32カ所掲載し、イベント後は掲載店舗で配布する(なくなり次第終了)。

 ヨーコさんは「2年間、活動する中で出会ったたくさんの魅力的な町の人を紹介している。国分寺が子育てしやすい町である理由は、子育てに奮闘する親を暖かく見守り、さりげない気配りをしてくれたり、子どもがのびのびと過ごしたり、親が一人の時間を持てる場をつくっている人がたくさんいるから。私たちがおすすめする方々や場所をご紹介している町案内。国分寺で子育てをしている、これからされる方々が町に出掛けたり、何かを始めたりするきっかけになればうれしい」と話す。

 「キイニョン」(南町2)の移動販売車パンピク号によるパンやコーヒーの販売や国分寺ブックタウンフェスティバルプレイベントの「おすすめ本ポップ作り」、冊子に掲載されている「かていかや」と「整体サロンslow」(南町2)も同時出店する。雨天時は、みんなで公園ピクニックは中止。「まちのおやこのお話会」と「おすすめ本ポップ作り」は「カフェスロー」ワークショップスペースで開催する。

 開催時間は11時~13時。参加無料。

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