立川の書店で「切り絵」のブックカバー展-100種類を展示即売

「赤鬼と青鬼の書皮」

「赤鬼と青鬼の書皮」

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 オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2、TEL042-522-1231)のラウンジで、切り絵作家、高木 亮さんの個展「きりえや 書皮展」が開催されている。

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 「切り絵」は中国に伝わる伝統的な「切り紙」が起源とされ、黒い紙を切り抜き白い紙の上に重ねて図案を表現するもので、白と黒のコントラストの妙や刃物の切り口によって生まれる世界には、愛好者も多い。

 1971年生まれの高木さんは、独学で切り絵を学び、2000年ごろから「きりえや」として活動を始める。現在は、主にカードなど自作商品の制作販売と、都内各所でのワークショップを中心に活動中。画風は、叙情的なものからポップなものまで多岐に渡るが、全作品を通じ、「かわいくて、おかしくて、ちょっとだけ寂しい」カラーが基調だという。

 同店で3回目となる今回の個展では、「書店にあふれる本たちに、きりえやの服を着せてあげたい」をコンセプトに、高木さんが、本の内容や読む人の個性に合わせてデザインした100種類のブックカバーをはじめ、ポストカード、Tシャツなどのグッズを展示・即売する。ブックカバーは1枚80円で、デザインごとに「違いの分かる人のための書皮」、「好奇心旺盛な人のための書皮」などのタイトルがつけられている。

 5月6日、13日、17日の13時から18時には高木さんの制作実演も行われる。
入場無料。営業時間は10時~20時。5月17日まで。

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