非売品の利き酒-東京都酒造組合が「呑み切り」を一般公開

原酒の味が楽しめる

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 東京都酒造組合(=立川市錦町1TEL042-524-3033)は、6月21日、一般公開の「呑み切り」を開催する。

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 「呑み切り」とは,タンクに貯蔵中の酒を封切リ、利き酒をして、その年の酒の熟成具合を評価する蔵元の行事。通常は、杜氏をはじめとする蔵人や国税局の鑑定官が行うもので、一般公開は行われていない。

 同組合は、東京都で地酒を造る13の蔵元による団体で、一般向けには地酒のネット販売、試飲販売、イベントなどを通して、東京都の地酒の普及・宣伝活動を行っている。「呑み切り」の一般公開は今年で3回目。

 今回は10の蔵元が参加し、無調整の原酒を「酒造組合オリジナル猪口」で利き酒ができ、その猪口は持ち帰ることができる。参加には事前申し込みが必要で、抽選で100人が選ばれる。これまでは先着順で、告知後1週間ほどで定員になってしまったため今年から抽選にするほどの盛況ぶり。同組合では「蔵元の酒が一堂に会し、その上、非売品の利き酒ができるまたとないチャンス。興味のある方はもちろん、日本酒に馴染みのない若い方たちにもぜひ来場してほしい」と話している。

入場料は=500円。開催時間は17時~20時。

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