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東小金井駅周辺の高架下空間に「ののみち」-作り手の工房など併設

「コミュニティステーション東小金井」にオープンした「atelier tempo」

「コミュニティステーション東小金井」にオープンした「atelier tempo」

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 JR中央線「東小金井」駅(小金井市梶野町5)周辺で11月1日、高架下空間「ののみち」がオープンした。

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 中央線三鷹~立川間の高架化工事を進めるJR中央ラインモール(小金井市本町1)は、高架下空間で人と人、人と街、街と街、過去から未来へ「つながる社会」をつくり、心豊かな暮らしの実現を目指す。

 これまで駅を中心とした商業施設「nonowa」を展開してきたが、今回初めて駅と駅の間に高架下施設を新設。幅員約2メートルの歩行空間「ののみち」を整備し、同駅と「武蔵境」駅の高架下空間がつながった。今後は、同駅の東西に位置する「ヒガコ東」「ヒガコ西」と武蔵境駅西側の「サカイ西」を拠点に街の回遊性向上を図る。

 ヒガコ東の地域の交流拠点「コミュニティステーション東小金井」には、地元の作り手5組が工房を併設し、ものづくりの思いを伝えるストア「atelier tempo(アトリエテンポ)」がオープン。ほかにも全国のフリーペーパーが閲覧できるライブラリーと企画展示を行う「ヒガコプレイス」、休業していた地元のお好み焼き店「六甲山」などで構成する。広場スペースでは市内で毎月行われている「はけのおいしい朝市」や地域の魅力発信などさまざまなイベントの企画を予定する。

 ヒガコ西の「モビリティステーション東小金井」はSuica を使ったサイクルシェアシステム「Suicle(スイクル)ポート」とデイリーズカフェで構成し、街への回遊拠点を目指す。

 10月31日から11月3日にかけ「ののみちまちびらき」記念イベントとして、前夜祭やセレモニー、地域のマルシェの同時開催「ののわマルシェ」などが行われた。「ヒガコプレイス」では、バッジを作るワークショップや似顔絵コーナーが置かれ、多くの家族連れでにぎわった。広場では、小金井に拠点を持ち大阪でひとつ屋根の下に暮らす芸術家集団「イーゼル芸術工房」などのライブが行われた。

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