裏メニューは選手好み-「ヴェルディ選手個人バージョン」弁当が人気

日テレ・ベレーザのGK小野寺志保バージョン。

日テレ・ベレーザのGK小野寺志保バージョン。

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 中国料理の「五十番」(立川市錦町1、TEL042-522-7472)の裏メニュー「東京ヴェルディ1969 クラブハウスメニュー弁当」が、ヴェルディサポーターの間で隠れた人気メニューになっている。

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 この弁当は、決まったメニュー内容ではなく、その都度各選手たちの好みに合わせて作るもので、約2カ月間、1人の選手にスポットを当てたオリジナルのメニュー内容になる。個人の好みに徹底的に合わせたメニュー作りが特徴で、例えば、DFの一柳夢吾選手バージョンは、鶏肉とカシューナッツの炒め、かに玉、春巻、チャーハン、デザートといった内容。現在は横浜FCに移籍した、ピーマン嫌いな平本一樹選手バージョンでは、「ピーマン抜きのチンジャオロースー」なども登場した。

 価格は、「東京ヴェルディ1969」にちなんだ、960円で、ふたには選手のサイン入りののしも付き、サポーターにとっては選手の好みが分かり、サインも手に入れることができると好評だという。最新作は第7節目となる山本佳津コーチバージョンで、内容は鶏肉とカシューナッツの炒め、豚肉とピーマンの炒め、麻婆豆腐。

 同店の高橋店長は、立川在住・在勤者で構成されるサポータークラブ「フォルサ立川」の副代長で、ヴェルディの応援はもとより、青少年サッカー教室やサイン会などのイベントの開催など、ヴェルディを立川の街づくりに生かす活動を続けている。

 チームとの出会いは、ヴェルディ側から立川市商店街連合会に応援要請があった際、南口商店街が1番乗りで応援に名乗りを上げたことから。南口でヴェルディ盛り上げようと考えた時に、「うちならどんな応援ができるか」と考えた結果が「選手がクラブハウスで食べている弁当を作ること」で、第2節から現在の各選手バージョンになった。

 「ヴェルディで街が盛り上がり、立川の活性化につながれば」と話す同店長。「ヴェルディ弁当は裏メニューなので、注文の際はメニューを探さず、『東京ヴェルディ1969クラブハウス弁当』とひとこと」とアドバイスも。

営業時間は11時~21時

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