国立市の谷保天満宮で「旧車祭」 世界歴代の名車・旧車200台一堂に

谷保天満宮に往年の名車が並ぶ

谷保天満宮に往年の名車が並ぶ

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 谷保天満宮(国立市谷保)で12月4日、歴代の名車・旧車が集まる「谷保天満宮旧車祭」が開かれる。主催は、1908(明治41)年に同天満宮梅林で設立された日本最古の自動車クラブ「Automobile Club Japan」。

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 有栖川宮威仁親王の先導で、日比谷公園から谷保天満宮まで走行した日本初のガソリン自動車でのドライブツアー「自動車遠乗会(とおのりかい)」(1908年)を記念して行われる同イベント。100周年を機に始まり、今年で8回目。昨年は約8000人の来場があった。

 当日は、第1会場の天満宮内に125台、第2会場のJA東京みどり富士見台支店駐車場(富士見台1)に35台、第2会場隣の富士見台駐車場(同)を第3会場とし40台、計200台を展示する。1937年ダットサンフェイトン、1955年シボレーベルエア、1965年ルノードーフィンゴルディーニ、1979年フェラーリ308GTS、1985年ランボルギーニカウンタックなど、戦前モデルから昭和のクラッシックカーやスーパーカーまで、歴代の名車・旧車が一堂に集まる。遠乗会に参加した日本初のガソリン自動車・タクリー号のレプリカも登場する。

 天満宮梅林では古式発動機の運転パフォーマンスが行われるほか、各会場を巡った先着108人に記念品を進呈するスタンプラリーも企画する。

 会場までのシャトルバスとして、「銀河鉄道」(東村山市青葉町2)が所有する昭和のレトロバス「日野RC700」が国立駅南口スターバックス前から第2会場まで無料で運行。天満宮駐車場と第2会場間では無料タクリー(タクシー)の運行も。

 同イベント実行委員長の是枝正美さんは「わが国の自動車文化発祥の地、タクリーの街くにたちを全国区にしていきたい」と意気込む。

 開催時間は10時30分~14時。入場無料。展示終了後14時からは、大学通りでの「近乗会」も予定する。

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