都立多摩図書館、国分寺市に移転開館 公立で国内最大規模の雑誌所蔵

都立多摩図書館の外観

都立多摩図書館の外観

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 国分寺市に来年1月29日、都立多摩図書館(国分寺市泉町2)が移転開館する。

公立図書館では国内最大規模の雑誌を所蔵する「東京マガジンバンク」

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 移転先はJR西国分寺駅南側、都立武蔵国分寺公園の西に位置する。建物は鉄骨鉄筋コンクリート地上3階建て、敷地面積約7200平方メートル。延べ床面積は約8990平方メートルで、現図書館の約2倍。1階には227席の閲覧スペースとカフェスペース、2階には最大200人収容できるセミナー室などを備える。

 同館は公立図書館では国内最大規模の雑誌を所蔵する「東京マガジンバンク」、子どもの読書活動を推進する「児童・青少年資料サービス」を2つの柱として展開する。雑誌の所蔵は約1万7000タイトル(うち外国語雑誌1400タイトル)で、女性誌と鉄道誌が充実。開架は最新1年分の約6000タイトルで、現多摩図書館の11倍。創刊号コレクションとして明治期以降のあらゆるジャンル約6600タイトルも所蔵。児童書、青少年資料、児童書などの研究書は約22万冊。開架は約8万1500冊。児童書選書コーナーには約4500冊を提供する。

 開館時間は10時~21時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。第1月曜休館。現多摩図書館(立川市錦町6)は12月19日まで開館する。

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