東京農工大学科学博物館で「国際博物館の日」イベント 企画展や体験コーナーも

企画展で展示される「筋骨格型ヒューマノイド『小太郎』」

企画展で展示される「筋骨格型ヒューマノイド『小太郎』」

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 小金井市の東京農工大学科学博物館(小金井市中町2)は5月27日、「国際博物館の日」にちなんだ記念イベントを開催する。

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 同大学工学部にある同博物館は130年の歴史があり、大学の最先端の研究紹介や、大学に残る学術資料を公開展示している。常設展示には国内有数の養蚕・繊維関係資料が展示されている。

 1977年に国際博物館会議が、5月18日を「国際博物館の日」と制定したことを記念してイベントを開催する。

 企画展「ヒトとロボット、未来のカタチ」では、人の体の状態を計測して解析し、ロボット開発に生かす最先端の研究技術の紹介、人の動きを捉えるセンサー機械の体験、人の表情に反応するロボット、人の動きをアシストするロボットスーツなどの実演を行う。「繊維技術研究会による大型機械の動態展示」、動物の話を聞きながら獣医学の先生と作る「動物折り紙」、「カイコの生態展示」、学生による博物館ガイドツアーなども。「作ってみよう、やってみよう」では、わらでのカタツムリ作り、真綿を貼ってのうちわ作り、組紐体験や、型絵体験など繊維を利用する技が実体験できる。

 「最先端の研究の機械が動いたり、普段は見られない研究室のカイコがやってきたりと少し変わった体験をすることできる。子どもから大人まで楽しめる体験企画を用意しているので、ぜひお越しいただければ」と同館担当者。

 開館時間は10時~17時(入館は16時まで)。日曜・月曜・祝日休館。入場無料。

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