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ファーレ立川で「夏至の日アートツアー」 夏至の正午にしか出合えない作品鑑賞

夏至の日に特別な仕掛けがあるレベッカ・ベルモアさんの作品

夏至の日に特別な仕掛けがあるレベッカ・ベルモアさんの作品

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 立川駅北口のファーレ立川地区で6月21日、「ファーレ立川アート 夏至の日ツアー」が開催される。

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 ファーレ立川アートは、多摩モノレール立川北駅周辺の街並みの中に設置されたパブリックアート作品群。世界36カ国92人のアーティストによる109点のパブリックアート作品が展示されている。

 当日はボランティアグループ「ファーレ倶楽部」が、およそ55のアート作品を案内し、その魅力を紹介する。

 作品の一つ、カナダ先住民アニシナベの作家レベッカ・ベルモアさんの作品は、夏至の日に特別な仕掛けがされている。夏至の日の正午になると車止めに取り付けられたプレートが太陽光線を反射し、背後のビルに取付けられたプレートを照らすようになっている。2つのプレートには、それぞれアニシナベ語と日本語で「私は太陽を待つ」と刻まれていて、夏至の太陽の光を反射して重なり合う。

 同倶楽部担当者は「異なった世界のつながり、時間と土地の深い結びつきを知らせたい、という思いで作られたもので、一年に一度しか出合えない作品になっている」と話す。

 開催時間は10時30分~12時15分(雨天実施)。集合場所は立川高島屋(立川市曙町2)北側の赤い大きな植木鉢のアート付近。無料。

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