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立川駅北口にアコースティックライブ開催のカフェ 季節野菜のプレート料理も

店内の様子

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 立川駅北口に12月19日、カフェ「cocokara(ここから)」(立川市曙町2、TEL 042-512-7159)がオープンした。

「お野菜&デリプレート」とコーヒー

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 店主の加藤友里恵さんは「身近に音楽があふれる街に」と、約10年にわたって地元立川で音楽イベントを企画・運営してきた。そんな中でライブができるカフェに心地よさを感じたことや震災時に食を通して人を喜ばせることに感動し、「音楽・芸術+食」を実現するカフェ経営を目指し始めたという。専門学校やライブ会場を備えたレストランなどで経験を重ね、理想の形を求め続けた。今年11月、クラウドファンディングでの資金調達にも成功し、立川でのオープンにこぎ着けた。敷地面積は10坪で、席数はカウンター7席、5テーブル11席の計18席。

 「なるべくナチュラルに」と木をふんだんに使った内装で、家具も内装を手掛けた職人が担当した。壁には友人のイラストレーターによる加藤さんの10年間の活動をまとめたマップも描かれている。

 料理のこだわりは、立川産を中心にした新鮮な季節野菜をふんだんに使うことだという。「忙しいとちゃんとした食事を取りにくくなるが、一食だけでも野菜たっぷりの食事を食べてほしい」と加藤さん。ランチは、メインとデリ2種、サラダ、スープなどが付いた「お野菜&デリプレート」(1,200円)をはじめ、「週替わりランチ(ミニサラダ・スープ付き)」(980円)、「パンランチ」(800円)の3種類。友人が作ったカップを使い、「野菜でも器でも作り手の気持ちを届けたい」と話す。カフェタイムはコーヒーや焼き菓子、夜は野菜を使ったおつまみやプレートのほか、バラやシャインマスカット、キンカンなどの自家製果実酒やワイン、ウイスキーなどのアルコールを提供する。

 当初から構想のあったアコースティックライブも不定期で開催を予定する。元保育士の経験も生かし、子連れで参加できる母親向けのイベントも企画したいという。加藤さんは「人が集いつながる場になれば。私もお客さまとの会話を大切にしたい」と話す。「人の笑顔が好きで、どんな世代の方にも癒やしを感じてもらえるような店でありたい。気軽に寄っていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間はランチ=11時~14時30分、カフェタイム=15時~17時、夜カフェ=17時~22時(以上、ラストオーダー)。水曜、第2・4火曜定休。

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