立川北口の商業施設「フロム中武」（立川市曙町2）は5月から、同施設のキャラクターとして「フロ中マン」の展開を始めた。

　同店は、2005年から毎年5月と11月にインパクトのあるキャッチコピーを店頭に掲出している。今回の「フロ中マン」は今月から店頭に掲出されたキャッチコピーである「立川には僕がいる」に合わせて考案された。「今までもフロム中武のキャラクターが存在したが、あくまで添え物的な存在でしかなかった。この5月から広告を一新し、よりインパクトある展開にしようという方針もあり、キャッチコピーに合わせて擬人化したキャラクターを作成した」（担当の浪江さん）。

　フロ中マンは、とあるアメリカンヒーローがモチーフになっているが、「そのヒーローは、完全無欠のヒーローというわけではなく、どこかちょっと抜けているヒーロー。正直フロム中武も万能ではないけど、生活の中で『ちょっと困ったときに助けになる』ものがそろっているという共通点もあり、このキャラクターを採用した」（同）。さらに「フロム中武＝フロ中マンとして、今後はフロム中武のさまざまなキャンペーンなども彼がどんどんアピールしていくことになる」（同）とも。

　現在、フロ中マンは店頭ポスターだけでなく、同ビル内の店内ポスターやエスカレーターの手すりなど各所に登場している。「早く立川市民に認識してもらって、親しみを持っていただけるキャラクターにしたい」（同）と話す。

　営業時間は10時～20時。