国分寺市がご当地「マンホールカード」 4000枚配布

国分寺市の「マンホールカード」

国分寺市の「マンホールカード」

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 国分寺市が12月9日、市のマンホールのふたをデザインした「マンホールカード」の配布を始めた。

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 「下水道広報プラットフォーム」が企画・監修を手掛ける同カード。参加する全国の自治体が特色あるマンホールふたのデザインや位置座標、デザインの由来などを掲載し、コレクションカードとして配布する。全国194自治体227種類が発行されており、今回第6弾として国分寺市をはじめ64自治体66種類のカードが追加された。

 国分寺市は、「ロケット開発の父」と呼ばれる糸川英夫博士が1955(昭和30)年に同市本町の新中央工業跡地(現・早稲田実業学校)で長さ23センチの「ペンシルロケット」の水平発射実験を行ったことから、「日本の宇宙開発発祥の地」といわれており、2015年にはペンシルロケット発射60周年を記念して、ロケットをマンホールふたにデザイン。「ペンシルロケット」から最新の「イプシロンロケット」まで、「日本ロケットの歴史」をテーマに12種類のマンホールの設置を行った。

 今回配布を開始したマンホールカードでは、同マンホールの中から「特に縁のある」ペンシルロケットが描かれたマンホールを採用。カードの表面にはマンホールふたの写真と所在地の緯度経度を記載。裏面ではデザインの由来をペンシルロケットのレプリカの写真などと共に紹介する。

 配布は手渡しのみで1人1枚(無料)。準備数は4000枚。配布場所は、月曜~金曜=国分寺市役所下水道課窓口(国分寺市戸倉1、TEL 042-325-0111)、土曜・日曜・祝日=本多公民館(本多1)。配布時間は9時~17時(12時~13時除く)。12月29日~来年1月3日は休み。

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