見る・遊ぶ

立川で映画を見て「ボランティア」を考える授業-東京にしがわ大学が開く

&copy2011「僕たち」フィルムパートナーズ

©2011「僕たち」フィルムパートナーズ

  • 0

  •  

 東京にしがわ大学は9月10日、立川シネマシティ(立川市曙町2)で「Think ボランティア!」と題した授業を開く。

[広告]

 今回の授業は、同23日公開の映画「僕たちは世界をかえることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」を公開に先駆けて観賞し、ボランティアについて考えるもの。向井理さん主演の同作品は、研修医の葉田甲太(はだ・こうた)さんがバイトとコンパ、学業に明け暮れる普通の医大生時代にノリで始めた「カンボジアに小学校を建てる」というボランティア活動の中で恋や友情、社会の問題に直面し、自分自身を見つめ直していく姿を描く、実話に基づいたもの。

 「日本を襲った未曽有の大震災から半年。震災直後は誰もが『何かしたい』という思いに駆られたはずだが、果たしてその思いやボランティア活動は今も続いているだろうか。今回はボランティアに興味がある方やボランティア経験のある方を対象に、ボランティアに対する思いなどを聞き話し合う場を設けたいと考えた」と同大授業コーディネーターの古川さん。

 当日は葉田さんをゲストとして招き、ディスカッションの場も設けるという。「もちろん、映画の主人公が感じた情熱と大震災のボランティアへの思いが同じとは必ずしも言えないかもしれないが、ボランティアを通じて考え方が変わることもあるというのは共通していると思う。映画を見て、考え、話し合うことで、今あらためてボランティアとは何かを考えていきたい」と古川さん。

 開催時間は18時頃~21時ごろを予定。授業料無料。定員90人(予定)。応募者多数の場合は抽選。申し込みはホームページで受け付ける。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース