立川市が3月から配布している、農産物・農地・観光スポットを紹介した散策ガイドマップ「農ウォーク」が好評を得ている。
若手農業者団体「立川市農研会」、観光ボランティア組織「たちかわまちの案内人」、立川市観光協会が協力して作成した同マップ。「農業が持つ資源を生かし、農業、商業、観光業連携によるまちづくりを推進したいと考えた」と同市観光協会の芝田さん。
マップは、西砂版・玉川上水版・西立川版・砂川版の4種類。それぞれの地域の農業の特徴や、農園や周辺の店、歴史スポット等を紹介し、各地域の特性を生かした散策コースを設定。玉川上水版は「古き良き武蔵野の雑木林と農地をめぐる」コース、西砂版は「砂川の原風景と季節野菜をめぐる」コースと、それぞれ2~3時間で散策できる内容になっている。
芝田さんは「このように農地と観光スポットが一緒に掲載されているマップは今まで無かったので、各方面から問い合わせを多く頂いている。このマップから立川の農業と観光スポットを知ってもらうことで、立川産農産物の利用促進につなげたい」と話す。
マップは、同市役所、立川商工会議所(曙町2)のほか、立川みなみ農産物直売所(柴崎町3)、西砂産直売会(西砂町6)、立川農産物直売所(幸町1)、立川北口農産物直売会(曙町2)でも配布する。ホームページからもダウンロードできる。