立川市は3月15日、同市市民会館(立川市錦町3)のネーミングライツスポンサーを募集すると発表した。
公の施設等の名称を決める権利を企業などに一定期間譲り渡すネーミングライツの同市での導入は初めてとなる。
今回の導入は、新たな財源の確保、持続可能な施設の運営および施設サービスの維持・向上と地域の活性化を図ることが目的。現在改修工事中の同市市民会館の来年1月のリニューアルオープンに合わせ、ネーミングライツスポンサーを募集する。
売却先は法人格のある企業や団体などが対象で、命名権料は年額500万円以上。使用期間は2014年1月から2024年3月まで。募集する愛称は、「市民に親しまれ、かつ、施設の設置目的にふさわしい愛称」。決定後は、企業名・商品名などを冠した愛称を付与し、施設の愛称として使用する。
現愛称「アミューたちかわ」は、1993年4月より使われてきたが、約20年が経過し、女性総合センター(愛称:アイム)とも混同されやすいことから、ネーミングライツ導入に伴い終了する。
今月18日から5月10日まで募集要項を配布。5月8日~10日に希望者の応募を受け付ける。売却先の発表は5月末を予定。