立川高島屋で「コトブキヤ展」-歴史振り返る写真や「伝説のエプロン」販売も

「伝説のコトブキヤエプロン」

「伝説のコトブキヤエプロン」

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 立川高島屋(立川市曙町2)で現在、「コトブキヤ展」が開かれている。

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 「壽屋」(曙町1)は1947(昭和22)年、節句人形や玩具の販売店として創業。第一デパートに出店し「街の模型屋さん」として親しまれ、その後ホビーメーカーとなった。2012年に同デパートの閉店以降、立川での店舗営業はしていない。

 同展では期間限定ショップをオープン。イベントを記念して、かつての「コトブキヤ立川店」で店員が着用していた「伝説のコトブキヤエプロン」を復刻販売する。「今でこそ、秋葉原や日本橋などのコトブキヤ店舗スタッフといえば緑のジャンパーかポロシャツだが、立川店ではずっとエプロンを着用していた。コトブキヤ 立川店をご存じの方には懐かしいアイテムだと思う」と同社副社長の清水浩代さん。エプロンは赤・緑各50枚の限定販売。価格は1,800円。他にオリジナル商品や「立川市公認なりそこねキャラクターウドラ」のグッズなども販売する。

 また同展では、立川店の開店当時から閉店までの写真や、清水さんが「赤いエプロンのお姉さん」として店頭に立っていた時に実際に使用していたエプロンなども展示。立川の新店舗の告知も行う。

 同社は2016年に立川駅北側の開発地区に新社屋を建設予定。「コトブキヤの始まりは立川。立川のお店は第一デパートの閉店と共に終了したが、ずっとお客さまや地域の方々に支えられてきた。立川地区への感謝と共に、貢献したい思いが常にある」と清水さんは立川への思いを話す。「6階建ての新社屋の1・2階部分に店舗を構える予定。詳細は未定だが、『立川のコトブキヤ』に期待されるニーズに応える店を目指したい」とも。

 営業時間は10時~19時。5月6日まで。

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