立川市は6月30日の24時をもって、立川駅北口サンサンロードの「都市軸駐輪スペース」と「立川駅北口デッキ下自転車仮置き場」を廃止する。
同市はこれまで、日中の買い物などでの短時間駐車需要に対して、道路上の一部を暫定的に駐輪場として運用してきた。
都市整備部交通対策課長の野澤さんは「都市軸沿道で大型家具店の出店や合同庁舎の移転、病院等の建設予定などに伴う通行量の増加から、地元関係者との協議の中でも、サンサンロードを軸とする回遊性やにぎわい確保が大きな課題として認識されている。今後、地域が主体となった都市軸の活用をさらに推進するため、駐輪スペースを廃止することにした」と話す。
2つの駐輪場に代わる施設として、7月1日9時から、「立川北駅西臨時有料自転車駐車場」(曙町1)、「立川北駅下有料自転車駐車場」(曙町2)、「あけぼの口南臨時有料自転車駐車場」(同)の3カ所を開設する。3カ所の駐輪場は短時間利用は無料で、24時間利用できる。
野澤さんは「駅周辺は自転車等放置禁止区域に指定し、放置自転車対策に取り組んでいる。市では、今回の3カ所に加え、短時間は無料で利用できる有料駐輪場の整備を進めていく。放置自転車のないまちづくりにご協力を」と呼び掛ける。