国立駅北口のひかりプラザ(国分寺市光町1)前で10月11日、「第1回ひかりまつり」が開催される。
「約30年間実施されていた地元の『光商店会まつり』が昨年は開かれず、再開を望む声が多いものの高齢化等を理由に再開されない模様。そこで、私たちが地域を盛り上げるイベントとして開催を計画することにした」と同まつり実行委員会の主幹団体「ひかり新幹線おやじの会」の森田さん。
光町は1966(昭和41)年、同地に新幹線の開発研究を行った鉄道技術研究所(現鉄道総合技術研究所)があったことから、新幹線「ひかり号」にあやかりその名が付けられた。「新幹線開業50周年に際し、わが国をけん引してきた新幹線から名付けられた『光町』を誇りに思いたい。そして、いつまでも夢と希望を乗せて『ひかり号』は走り続けていくという願いを込めて、多くの方々に光町がひかり号ゆかりの地であることを知っていただき、町の魅力を再発見するイベントをしていきたい」と森田さん。
ひかりプラザに展示されている新幹線車両前で行われるイベントには10団体が出店。パン、焼き菓子、スパークリングワイン、地ビール、チーズ料理、炭火焼きなどを提供する。知らない人同士が飲食物を調達・持ち寄り、テーブルを囲むイベント「ロングテーブル」も実施するほか、新幹線ウルトラクイズや寄せ植え体験のワークショップ、ハーモニカライブも。
「地元民のための祭りの枠を超え、おもてなしをコンセプトに誰もが楽しめる工夫を多数取り入れている。そこには従来の祭りには無い新しい発見があるはず。家族、友人・恋人同士で来場いただければ」と森田さんは呼び掛ける。
開催時間は10時~15時30分。