昭和記念公園(立川市緑町)で4月27日、「春の楽市 ~みどり・はな・環境の交流フェスタ」が開催される。
同イベントは、「立川しみん祭」「緑化まつり」「環境フェア」と同公園のイベントである「Flower Festival 2008 in 花みどり文化センター」の4つのイベントを同時開催するもの。市民祭としての「楽市」は通算8回目となるが、イベントの総合祭という形態での「楽市」は、「春の楽市」が今回で2回目となる。
「立川しみん祭」は、市民の活動展・地方観光物産や立川の名物展を中心に、ステージやファミリー向けのイベントを展開。同イベントのメーンテーマである「緑と環境」を意識してエコカーの展示も行う。「緑化まつり」は、苗木やたい肥の無料配布、植木・盆栽・山草・野草の展示・販売を、「環境フェア」は、自然素材を使った工作体験やエコクイズラリーを実施する。「Flower Festival 2008 in 花みどり文化センター」は、昭和記念公園の四季を撮影した「瀬戸豊彦写真展」、「牧野富太郎とボタニカルアート展」などを開催。展示期間は4月12日~5月7日。
当日は、緑と環境をメーンテーマにしているため、「マイバッグ」持参を呼びかけている。「屋上緑化の効果のデータを展示したり、ペットボトルのふたを集めて福祉活動に役立てている団体を紹介したりなど、エコや環境を意識できるイベント」(同イベント担当者)という。
同イベント担当者は「秋の楽市は商業活動をメーンに展開しているが、春の楽市は緑と環境をテーマに展開する。近年環境問題に対して意識の高い人が増えているため、市民に限らず多くの人が環境問題について深く考えるきっかけを立川で作ることができれば」と話している。
開催時間は10時~16時。