富士見台団地2号棟集会所(国立市富士見台1)で5月22日、ミントやラベンダーを使った「てづくりせっけん教室」が開催かれる。主催はNPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション(TEL 042-573-1141)。
同教室は、同ホール隣で一橋大学の学生が運営しているショップ「とれたの」で取り扱う国立産野菜や果物を原料に加えて無添加のせっけんを手作りで楽しむもの。2月にもプレ教室を開催したところ好評を得、今回から季節ごとに開催することになった。
「この教室は、とれたので販売しているほうれん草うどんのパッケージデザイナー小林未央さんが取り組んでいる。今回は田んぼの畝あぜに生えているミント、庭に咲いているラベンダーを利用したせっけんを作るが、田んぼに生えている草は通常刈り取られ捨てられてしまうものでも、このように活用できることも知ってほしい」と国立で農業を営む佐藤英明さん。
当日は、講師に「小平市あわあわ屋石鹸教室」を主宰する市瀬有子さんも招き、牛乳パック500ミリリットル分のハーブのせっけんを作る。主原料は、オリーブオイル・ココナツオイル・パームオイル、米ぬか油で、カセイソーダで鹸(けん)化させて作るコールドプロセス製法。佐藤さんの畑で5月11日に収穫したばかりの無農薬のラベンダーとミントを用い、インフューズドオイル(抽出油)を原料に加え最後にアロマオイルやエッセンシャルオイルで好みの香り付けをして完成させる。
「今後も地域の農産物を活用して開催する予定だと聞いている。使用する農産物は販売できないB級品を活用するので、せっけん作りの楽しさだけでなく多くの方々に地域の農産物や食べ物を大切にすることをご理解いただければ」と佐藤さん。
開催時間は13時30分~16時。参加費は1,800円。定員12人。申し込みは電話で受け付ける。