立川で「演劇コンテスト」-グランプリにはホールでの公演権贈呈

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 立川市地域文化振興財団(立川市錦町3)は8月14日、立川市市民会館(アミューたちかわ)で開催する毎年恒例の「たちかわ真夏の夜の演劇祭」で「演劇コンテスト」を実施する。

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 「たちかわ真夏の夜の演劇祭」は、多摩地域の演劇人口の拡大と発展のために1992年から毎年開催し、今年で20回目。「第1回はコンクール形式で開催されたが、多摩地区の演劇の発展のためには、競い合うのではなく劇団相互の連携が大切であるという考えの下、コンクールを廃止し、参加劇団で実行委員会を形成し、演劇祭の運営に取り組んできた。第5回からは演劇祭に毎年テーマを設け、さらに第14回からは演劇技術の向上のため、演劇ワークショップを開催して発表会を開くなどさまざまなイベントを実施してきた」と話すのは同財団地域文化振興係主任の武井さん。

 今回は8月にテーマ「∞(無限)」で4劇団が参加するが、記念特別企画として「演劇コンテスト」も実施する。同コンテストは課題脚本としてシェイクスピアの「夏の夜の夢」を用意し、さまざまな演出方法で演じ、完成度や発想力で競い合う。演出・作曲家の今村直子さん、劇団俳優座所属の俳優河内浩さん、演出家・ザ・ニュースペーパーの寺田純子さんらを審査員として招く。グランプリには副賞として立川市市民会館小ホールでの公演権などを贈呈する。

 「演劇技術向上のために取り組んできた演劇イベントの集大成であり、近年類のないイベントと考えている」と武井さん。「自分の演劇の実力を試す良い機会として、多くの演劇人に参加していただきたい」とも。

 申し込みの詳細はホームページで確認できる。応募締め切りは今月30日まで。

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