国立駅前大学通り商店会は12月5日~来年1月4日、大学通りで同商店会のクリスマスイベントの一環としてイルミネーションを実施する。開催は今年で18回目。
もともと国立駅はターミナル駅ではないため、特に冬は夜になると駅前が閑散としていた。せめて冬の間だけでも市民に少しでも温かいイメージを与え、駅前を活性化させるため、同商店会が1990年よりイルミネーションを開始。開始当初は「電球を仕掛けているイチョウの木に負担がかかるのでは」といった市民からの声も寄せられたが、そうした意見も取り入れながら年々改善を図り、今では毎年恒例のイベントとして定着している。
今回も例年通り、大学通りのイチョウ8本におよそ71,000個の電球を仕掛ける。今年はうち6本のイチョウにLEDの電球を使用し、省エネ対策にも配慮。期間中、ブラスバンドコンサート、抽選会、サンタと一緒に記念撮影なども予定している。
同商店会会長は「イルミネーションを開始した当時は、あまりイルミネーションが普及していなかったので、現在のように冬の風物詩として定着するとは思っていなかった。国立駅前の大学通りは特にロケーションがいいので、夜空に輝く電球の光を見ながら冬のひとときを過ごしていただければ」と話している。
イルミネーションの点灯時間は17時~24時。12月24日、12月31日は終日点灯を行う。