多摩動物公園で国内2例目のキングチーター、順調に成長

母親のキキョウとキングチーターの赤ちゃん

母親のキキョウとキングチーターの赤ちゃん

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 多摩動物公園(日野市程久保7)で10月に誕生したチーターが順調に成長している。

 10月10日にチーターのキキョウ(メス)とカンガ(オス)に3頭の赤ちゃんが誕生した。そのうち2頭は世界的に見ても非常に珍しい「キングチーター」と判明したが、1頭は翌日死亡。通常のチーターには独特の斑点模様があるが、キングチーターは斑点がつながって帯状となり黒いしま模様を持つのが特徴。以前は別種として扱われたが、現在では劣性遺伝による変異個体と考えられている。世界では野生個体と飼育個体を合わせても数十頭ほどしかいないという報告もある。

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 同園では昨年6月に日本で初めてキングチーターが誕生し、今回は国内2例目。現在国内でキングチーターを飼育しているのは同園のみ。今回誕生の2頭を含め、同園には17頭のチーターがいる。 

 同園担当者は「母親のキキョウがとてもよく面倒を見ていて、2頭は順調に成長しており、体重も2.5~3.1キロになった。元気に運動場を駆け回ったりしている」と話す。

 12月中に一般公開を予定。「寒さに弱い動物で、赤ちゃんでもあるので、様子を見て慎重に決定したい」とも。