国立でプロダクトデザイナー吉田守孝さん初個展-「人の手のあと」残る製品

国立のギャラリー「circle」でプロダクトデザイナー吉田守孝さんの個展「PROCESS」が開催されている

国立のギャラリー「circle」でプロダクトデザイナー吉田守孝さんの個展「PROCESS」が開催されている

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 国立市谷保のやぼろじ(国立市谷保)内にあるギャラリー「circle」(TEL 042-505-8019)で12月6日から、プロダクトデザイナー吉田(よした)守孝さんの個展「PROCESS」が開催されている。

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 吉田さんは1965(昭和40)年生まれ。1988(昭和63)年に金沢美術工業大学を卒業後、栁工業デザイン研究所に入所。柳宗理さんに師事し、デザインと民芸を学ぶ。「柳宗理デザイン」シリーズのステンレス鍋、フライパン、キッチンツールなどの製品をデザイン。2011年に独立し、ヨシタ手工業デザイン室を設立。

 「吉田さんのデザインされた商品の魅力だけでなく、その思考や行程にも興味があった。『PROCESS』というタイトルで、吉田さんの頭の中が見えるような展示を構成し、そのデザイン思考と試行をあらためて振り返る」と同ギャラリーオーナーの丸山晶崇さん。

 「吉田さんの進め方は他のプロダクトデザイナーとは全く違い、最初から手を動かしてモックアップを作り、検討を重ねていく。持った時の感じや大きさのバランスなどを『手』で感じながら、形を決め、『手』が生み出した形を大切にデザインされている」

 トレーやステンレス製の栓抜き、鍋敷きなど現在販売されているプロダクトは全て展示販売される。

  開催時間は12時~19時。今月10日~12日、17日~19日定休。23日まで。

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