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立川市と国立市で図書館の相互利用が開始-利用可能資料は140万冊に

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 立川市と国立市の図書館の相互利用が2月5日、開始される。

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 今回の相互利用は、市民の自主的な学習活動の場の拡大と利便性の向上を目的に実施。立川市では他市の図書館の相互利用は初めてで、国立市は国分寺市(2001年)、府中市(2009年)に続いて3市目となる。立川市は分室を含め9つの図書館があり、蔵書数(図書のみ)は市全体で約88万冊、国立市は7つの図書館に約43万冊を所蔵。これに雑誌やCDなどの視聴覚資料を含め、2市で約140万冊の利用が可能になる。

 他市の図書館を利用するには、利用する市で利用登録をする必要があり、運転免許証、健康保険証など住所を確認できるものの持参が必要となる。立川市(国立市)に住み、国立市内(立川市内)に通勤、通学している場合、利用区分が「在勤・在学」となり、利用条件が異なるので注意が必要。立川市の住民は本を5冊まで、CDは1点、カセットテープは2点まで、国立市の住民は本を5冊まで、CD・カセットテープは1点まで借りることができる。予約、取り寄せ、リクエストはできない。

 立川市図書館長の小宮山さんは「利用可能な資料の総数が増えることで、少しでも市民の利便性が向上すればと考えている。また、図書館の相互利用を通じて、互いの市民が互いの市に足を運ぶ機会が増えて、市民交流が深まるきっかけになれば」と期待を寄せる。

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