立川の国営昭和記念公園（立川市緑町）で10月29日・30日に「アウトドアフェスティバル」が開かれる。

　今回初の開催となる同イベント。企画グループの浅田増美さんは「公園＝花や植物のイメージがあると思うが、公園の魅力は無限大。皆さんに公園、アウトドアの楽しみを知っていただきたく、スポーツ、工作、アウトドアクッキングなどいろいろなものを体験できる盛りだくさんのプログラムを用意した。立川市が防災拠点、当公園も広域防災避難所となっていることもあり、防災をテーマにしたものもある」と話す。

　プログラムは33の「スポーツ」、5つの「クッキング」、16の「アウトドア・ワークショップ・展示」を用意し、開催場所も部門ごとに異なる。各プログラムに参加するには、「渓流広場レストラン南側芝生広場」左に位置する受付で参加費を支払い、スタンプラリーカードを入手することが必要。開始日や時間、定員はプログラムにより異なり、別途参加費が必要なものもある。スタンプカードは2日間有効で、参加数に応じて防災グッズなどのプレゼントを進呈する。

　増田さんは「誰でも気軽に参加できる『秋の見どころウオーキング』は、見どころを巡るお薦めコースを自分のペースで歩いて楽しんでいただける。『クッキング』でお薦めなのが、非常食をそのまま食べるのではなくランチとして楽しめるように作る『とっておきfoodsでLunch！』と『非常食でお手軽ランチBOX』。『この量で本当に満たされるの？』『実際、非常時に簡単に自分で作れるの？』など非常食に関する不安も解決する。アウトドアでは、テントや寝袋などさまざまなアウトドアグッズを試していただける『ふれてみようアウトドアグッズ』や公園のスタッフが『へえ、そうだったんだ』と思える話をしながら、バックヤードを案内する『公園バックヤードガイドツアー』がお薦め」と話す。

　「ご家族や仲間と一緒に、もちろんお一人でも参加いただければ」と呼び掛ける。

　開催時間は10時30分～16時（30日は15時30分まで）。参加費500円（入園料別、30日は無料入園日）。荒天中止。