赤い三角屋根がシンボルマークの旧国立駅舎(国立市東1)で3月19日と25日、卒業生を対象とした写真撮影会「Go Next、卒業生!!」が開かれる。
任意団体「街kadode(まちかどで)」(TEL090-9134-0996)は、街で人生の門出を祝うコミュニティープロジェクト。2018(平成30)年に国立市を中心に婚活や結婚式のプロデュースをする「婚カラ」として活動を開始。2021(令和3)年、「地域のお祝い事」に活動を広げ、人生の門出を街角で祝う意味を込めて、「街kadode(まちかどで)」に改名した。活動を通じて、地域の魅力に気付き、人と人、人と地域がつながる活動に取り組んでいる。
今回は、街で人生の門出を祝い撮影する「ストリートスタジオ」企画の第2弾。「赤い三角屋根」として知られる旧国立駅舎の外周を使い、地域で活動するフォトグラファーらが撮影。卒業生やその家族、卒業を祝いたい人など、誰もが参加できる。
第1弾となった新成人を祝う撮影会「HAPPY!!新成人」では、緊急事態宣言を受けて各地で成人式が中止となる中、晴れ着姿の新成人や親子、地域住民など約50人が参加した。
代表の高野宏さんは「今回のテーマは卒業。地域の皆さんの思いがこもった場で、地域で活動するフォトグラファーが、これから旅立ち、新しいことにチャレンジする『卒業生』を後押しする写真を撮影する。『卒業生』たちにとって、昨年再築された旧国立駅舎が次なるステップへの始まりの場になれば」と話す。
「地域の力を借りて、人生の門出を一緒にお祝いしたい。卒業の日、次のステージへと踏み出す一枚目を撮り、また帰ってきた時に旧駅舎を前にこの日の思いを思い出してもらえれば。」と参加を呼び掛ける。
時間は10時~17時。予約不要。参加費と1枚目の写真は無料、2枚目以降は500円。