立川経済新聞の2023年の上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いた記事は、「ラーメン店「昭島大勝軒」 惜しまれつつ閉店へ 14年の歴史に幕」だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. ラーメン店「昭島大勝軒」 惜しまれつつ閉店へ 14年の歴史に幕(1/24)
2. 「王将戦立川立飛局」羽生善治九段が藤井聡太王将に勝利 立川産ウドや卵の提供も(2/13)
3. 浅田真央さん、立川で「マオ・リンク」の建設発表 来年秋オープン予定(3/29)
4. 昭和記念公園花火大会、4年ぶりに開催へ 有料観覧席チケット発売(6/28)
5. 東大和で「うまかんべぇ~祭」 4年ぶり40団体超が出展(5/9)
6. 昭和記念公園で「東京蚤の市」 出店数最多、アウトドア・クラフトも(5/23)
7. 国分寺の商店舞台の映画3月公開へ 上映館増目指しクラウドファンディングも(2/10)
8. 国立に「オーベルジュ ときと」 無門庵跡にミシュランシェフが集結(4/4)
9. ソラノホテルで王将戦「おやつメニュー」提供 羽生九段が撮ったフォトブースも(2/14)
10. IKEA立川 プレールームでの無料子ども預かりサービス再開(1/23)
1位は、ラーメン店「昭島大勝軒」の閉店を知らせる記事。「永福町大勝軒系ラーメン」の専門店である同店は、30年近く続いた老舗の同店を旧店主から引き継ぎ、その後14年間営んできたがコロナ禍の影響もあり一度リセットを決意。2月に閉店を知らせるニュースがSNSで拡散された後、最後の味を求めて店には毎日行列が続き、地域住民に惜しまれながら閉店した。店主の本村隆志さんは「7月中旬には場所を変え、茅ヶ崎で再開することが決まった。立川・昭島エリアでの出店も年内オープンを目標に引き続き検討している」と意気込む。「昭島大勝軒」復活の今後の動きに期待したい。
2位と9位には、ソラノホテル(立川市緑町)で開催された将棋の王将戦に関する記事がランクイン。羽生九段が藤井王将に勝利したことを伝える記事と、王将戦で常に話題となる「おやつメニュー」の紹介記事だった。立川産の食材が多く使われたおやつメニューは同ホテルで期間限定で提供し、一般も後日、楽しむことができた。
3位には、浅田真央さんの「マオ・リンク」が来秋オープンする記事。引き続き、立川の再開発の一つとして関心の高さがうかがえた。
そのほか、「昭和近年公園花火大会」「うまかんべぇ~祭」「東京蚤の市」「IKEA立川のプレールーム」など、近年コロナ禍で中止していたイベントやサービスが再開されるニュースがランクインした。
下半期も日々変化を遂げる広域立川圏の動向に注目していきたい。