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昭和記念公園で「秋の夜散歩」 傘の演出やプロジェクションマッピングも

日本庭園に新たに加わった傘の回廊

日本庭園に新たに加わった傘の回廊

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 国営昭和記念公園(立川市緑町)で11月3日、「黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩(あきのよさんぽ)2023」が始まる。

かたらいのイチョウ並木

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 「秋の夜散歩」は、同園の「かたらいのイチョウ並木」と日本庭園で開かれる紅葉のライトアップイベント。冬のイルミネーションに代わるイベントとして2019年に始まり、今年で4回目を迎える。SNSで話題が広がり来場者が増加し、昨年は、19万4000人が訪れた。

 「かたらいのイチョウ並木」では、300メートルにわたってイチョウ並木98本を光と音楽で演出。音楽に合わせて光の色や動きが変化し、今年からレーザー照明を取り入れて昨年とは違った演出を施す。並木横のバーベキューガーデンでは「ガーデンナイトカフェ」を夜間限定でオープンし、たき火を囲んで焼きマシュマロやスープ、ホットワインを楽しめるようにする。

 メイン会場の日本庭園は、天皇皇后両陛下の御成婚を記念して造られた池泉回遊式庭園。池の周りを巡りながら、ライトアップされた300本のモミジや松の雪つりや水面に映る紅葉を鑑賞できるほか、和傘や風鈴の演出スポットを設置。250本以上の和傘を立体的な回廊に仕立てたほか、40周年を記念してカシオ計算機がプロデュースした、小川を流れるコイやモミジのプロジェクションマッピングを投影する。

 同園広報グループの黒岩慈音さんは「紅葉のピークは11月中旬~下旬だが、日本庭園のモミジは赤くなり始めるなど、少しずつ色づいている。演出もアップデートして、紅葉の幻想的な美しさを楽しんでいただけると思うので、ぜひ足を運んでいただければ」と呼びかける。

 開園時間は9時30分~21時。夜間ライトアップは16時30分~20時30分。11月26日まで。夜間の日本庭園は入園料のほか入場料(ウェブ販売=大人1,100円・小中学生600円、窓口販売=同1,300円・同700円)が必要。

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