フットサル「立川アスレティックFC」の上村充哉(あつや)選手が4月1日、ファンクラブを発足した。
現在、アスレのキャプテンとなり4年目を迎える上村選手。個人では、2022年、2023年にはフットサル日本代表選手に選出、チームでは、2023-2024シーズンのオーシャンカップとリーグ戦3位、全日本フットサル選手権では準優勝を収めた。フットサルスクールのコーチも務め、子どもから大人までファン層も厚く、3月の「Fリーグオールスター」ではチーム代表に選ばれた。ファン投票で選ばれたキャッチフレーズは「世界に羽ばたく貴公子」。
上村選手は「優勝もスタジアムを満員にするのも僕一人の力では難しい。ファンの皆さんと一緒にチームの最高の景色を見るにはと考え、ファンクラブを企画した。フットサル選手の多くは仕事をしながらプレーしている。ファンからの支援をケアやトレーニングに生かし、試合でいいパフォーマンスを発揮してお返ししたい」と話す。「試合の強さと集客は別軸だが、今の時代は選手自身が集客についても行動しなくてはならない、その姿を示したかった」とも。
プランは、「スタンダードプラン」(月額3,000円、学割月額2,000円)、「プレミアムプラン」(同1万円、同7,000円)の2種類。会員限定オープンチャット、会員限定コンテンツ閲覧、オフライン懇親会、チェキ会、グッズ割引などの特典を用意する。
上村選手は奈良県生まれ。小学生でフットサルを始め、高校卒業後に上京、「湘南ベルマーレフットサルクラブ」を経て、2018(平成30)年、「立川・府中アスレティックFC」(現・立川アスレティックFC)に入団。現在フットサル歴20年弱。「フットサルはサッカーに比べてゴールが近いので、互いにチャンスとピンチがあり、見ていてもワクワクドキドキが楽しめるスポーツ」と上村選手。
「立川に完全移籍して3年目。今ここまで来ているのも皆さまのおかげだと感謝している。これから、もっともっと大きくなるクラブだと思うので、一緒に歩んでいただければ」と呼びかける。