中央快速線等で運行予定の2階建てグリーン車車両の乗車体験イベントが、8月17日・18日、JR立川駅(立川市曙町2)で行われる。主催は東日本旅客鉄道八王子支社(八王子市)。
2024年度末以降に営業運転開始予定の同車両。着席サービスの需要が高いとされる中央快速線等に対して、新たに2階建てのグリーン車2両を追加し、12両編成化にする。運行予定区間は、中央快速線の東京~大月駅間のE233系通勤形電車で運行する全ての列車と、青梅線の立川~青梅駅間の中央快速線と直通運転を行う全ての列車が対象。
同イベントでは、同車両の営業運転開始に先立ち、同車両を用いた乗車体験、グリーン車の乗車に便利なモバイルSuicaの利用方法案内、グリーン車導入までの道のり紹介、グリーン車の社内販売などのサービスを担当するJR東日本クリエーションサービスの紹介、沿線観光案内、子ども用制服体験を実施する。
「同車両の営業運転開始に向けて社内プロジェクトが発足。車掌や運転士、駅員など現場で活動している社員が中心となって、利用客にグリーン車の快適性を感じてもらい、営業運転開始に向けた気運を醸成しようと企画した」と同社広報担当者の矢吹麻衣さん。「駅のホームに止まる運転開始前の車両が身近で見ることができるイベントは珍しいので、家族連れや友人同士で気軽に参加して同車両の快適性や魅力を感じてもらえれば。車掌や運転士など、普段から現場に出ている社員が当日も運営するので、交流も楽しんでほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は12時30分~14時30分。30分ごとに計4回開催。定員は各回60人。参加には「モバイルSuica」への登録と対象店で当日10時以降に決済した600円以上のレシートが必要。立川グランデュオ前で受け付ける。先着順。