立川の花火大会開催が今年で50回目を迎えるのを記念して、「ハローキティ」根付（ご当地キティ）立川花火大会バージョンが7月14日9時30分より限定販売される。販売するのは、国営昭和記念公園花火大会実行委員会（立川商工会議所内・立川市曙町2）。

　同商品は、花火職人に変装したハローキティが鉢巻をし、大きな花火玉を抱えたユニークなデザイン。50回記念大会の証として、背中に「50th」の文字がプリントされている。国営昭和記念公園内各売店（立川市緑町、TEL 042-528-1751）で取り扱う。販売価格は1個525円。数量3,000個の限定生産のため、なくなり次第販売終了。

　立川の花火大会は1954年（昭和29年）の第1回立川納涼花火大会以来、交通量の増加により日野橋河畔から米軍立川基地へ場所を移し実施されてきたが、過去には基地返還などの理由により花火の打ち上げができない年もあった。その後、改めて打ち上げ花火会場を設定し1982年（昭和57年）に「立川まつり花火大会」として以来定番化、立川のまちづくりの発展とともに歴史を重ねてきている。

　例年、同大会の観客数は、メーン会場である国営昭和記念公園内で28万人を超え、JR立川駅付近と同公園の外周道路までを含めると、一晩で60万人を超える動員を記録している。

　同商品の企画を担当した同実行委員会の田中さんは「安全な大会の運営はもちろん、ご当地キティちゃんに立川が全国区になるよう思いを託した」と話している。今年の開催は7月28日19時20分～20時30分（荒天時は翌7月29日に順延）。打ち上げ総数は5,000発以上。

立川まつり国営昭和記念公園花火大会